街の人の声を聞いています。
旅行で福岡に来ていたある男性は、
"そういうことは、おエライ人たちがやることでしょ"
と、けんもほろろな返事。
さらに、
"今の政治家たちだったら無理だと思うけど"
ってことは、おエライ人たちはできないってことじゃないですか。
彼曰く、政治家たちの討議討論は全然話が成り立っていないと。
誰かが意見を言う。
その内容に対して反論するのではなく、言い回しとか、他のどうでもいいことで文句を言うだけ。
そんな政治家たちに、新しい産業を立ち上げるとか、到底無理。
最初は素っ気なく立ち去ろうとしていた彼でしたけど、
懲りずに質問を投げかけると、そんな話をしてくれました。
シャープだなぁ。
こういう話、友達とは全然しないらしいです。
政治や産業のこと、
時代のこと、
夢や目標とか、
色んな問題意識、日々の気づき、
そういうことを当たり前に話せる人間関係って、周りにありますか?
私はほとんどなかったですね。
普段、そんなこと考えないっていう意見も多いですけど、
なぜ考えないようになってしまったんでしょうね。
生きていて、一度も考えないって人はそんなにいないと思うんですけどね。
一人ひとりの考えがどんどん広く豊かになる、
一人ひとりの意見がバンバン発信される、
シャープなディスカッションがどこでも当たり前に起きて、
それができる人間関係がどこまでも広がって、
新しいアイディアが次々と生まれる、
"人間と人間の宇宙がない"ことが当たり前になった人たちのライフスタイルは、
こんな感じに変わっていくところから始まります。
Nohさんが発見した"人間と人間の宇宙がない"世界。
話しかけたあの彼が知ったらどんな風に意見が変わるか、楽しみですね。
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