2014年11月23日日曜日

コペルニク

先日小倉に行ってきました。
初・小倉~☆
駅が広々としてキレイでびっくり。

コペルニクという企業の方のトークライブがあり、
会社名と小倉、会場に惹かれていってきました。

コペルニクは言わずと知れた天動説から地動説を唱えた偉人。
世紀の大ショックを引き起こし、西洋のルネサンス、産業革命を語るには外せない人です。
そんな人の名前をとっているだけあって、革新的なことにトライしている企業さんでした。

(コペルニクHP
 http://kopernik.info/ja/page/%E3%82%B3%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%81%A7%E5%83%8D%E3%81%8F

ラストマイルにテクノロジーを、という理念をベースに活動されており、
ざっくりいうならば、途上国の街おこし、街づくりです。
ちょうど私も街づくりをしていたのでとても参考になりました。
途上国であっても日本であっても基本は変わりませんね。

途上国にはまだまだ色んなニーズがあります。
だからテクノロジーの需要が循環、発展を起こす。
しかし、日本を初めとする先進国ではもはやニーズが生まれません。
既存のテクノロジー、アイディアでは限界にきています。
小倉の会に来られていたモノづくりの会社の社長さん方も、
イノベーションをどう起こすかに行き詰っておられました。
又、ニーズが生まれなければ、雇用も生まれません。
先日のG20でも雇用問題が上がっており、先進国において深刻な課題となっています。

いかに新しいニーズを爆発させるか。
今まで人間は、様々なモノや技術といった人間の外の世界を開発・開拓してきました。
しかし、そこはもう今の人の意識レベル、生活レベルでは飽和状態です。
これからは人間の外ではなく、人間自身、人間の中の変化を起こしていく必要があると思います。

アイディア、クリエイティブ溢れる人間教育をベースに、
教育、経済、政治、文化、系術活動を一貫して変化を導いていくことが、
先進国が閉塞した時代を突破していく道ではないかと思います。