歴史を知る

歴史を知ることは、自分を知ること、相手を知ること、社会を知ること。

どこから来て、今どこにいて、そして未来どこへ行くのか。

それを知ること。


今まで歴史をしっかり学んだことがありませんでした。
けれど先日韓国へ行き、なぜ韓国の人たちが愛国心を持ち、反日感情を持つのか。
その歴史を知った時、韓国の素晴らしさが分かり、とても楽しい時を過ごせました。

そして同時に今の日本の現状がよく見えました。
日本には本当に”国”という観点がない。
だから世界に対して日本がどうあるべきかがわからない。
それは即ち、世界に対して自分がどうあるべきかがわからない、つまり社会の中で自分の生き方・在り方がわからないということです。

それが分かった時、いかに日本が今、危機的な状態にいるかを痛感しました。
けれど同時にチャンスでもあるのです。

自国を誇るのは素晴らしいことです。
しかし、国という観点に固定されていては、あらゆる問題が解消されません。
歴史に囚われ、今ある問題に追われ、共通のVISIONが持てません。

グローバル化し、国の境界線が取り払われていく現代。
本当に国境を越えた繋がりをどう創っていくのか。
国という観点が曖昧な日本だからこそ、グローバル国家のモデルとなれるのではないでしょうか。

日本から新しい国家styleが始まる。
そう思った時、俄然歴史に興味が湧いてきました。
私たちはどこから来て、どこへ行くのか。
訳も分からず飛んでいる弓矢ではなく、
出発点と方向性が明確な、意思を持った弓矢となって飛んでいきたい。

新たな歴史の胎動が聞こえてきています。

観点の外に出よう

本日はマインドームセミナーを受けてきました。

恐るべしマインドームセミナー！
まさしく世界の縮図です！
自分や相手の心の動き、関係性、社会の流れがリアルに体験できました。

”マインドーム＝判断基準”

人は誰でもマインド―ム（判断基準）を持っています。

社会人はこういうもの
親ならこうすべき
男なら、女ならこうすべき
などなど。。。

多様な判断基準があり、これがあるから衝突が起きますが、だからこそ出会いや創造がある。

問題は自分の判断基準が絶対だ！と思い込み、ここに観点が固定されることです。
ただ一つの観点から全ての考え、感情、言葉、行動、関係性が構築されていく。
そしてますます思い込みを強くし、どんどん周りと分かり合えなくなってくる。

今の時代は本当に疎通交流ができません。
自分自身のことさえよくわからず、目の前のことでいっぱいいっぱいな状態。
そんな状態でどうして相手のことを気にかけることができるでしょう。
未来に希望が持てるでしょう。

自分が何者なのかが明確にわかり、
周りとの意思疎通が当たり前のようにでき、
未来が希望に満ち、今ここがワクワクで仕方ない、
そんな時代にするためには、一人一人が観点の外に出ることが必要です。

観点の外、乃ち判断基準のバージョンアップであり、知っている世界から自由になることです。
観点の外に出た時、初めて全体を見ることができ、今で複雑だったものがシンプルになります。

マインドームコーチとして、一人でも多くの人に観点の外へ出る道を案内し、
不安なし、不信なし、今ここスッキリー！な時代を皆で創っていきたいと思います。

相手を通して自分を知る

最近、出会う人の中に自分を見いだします。

自分の無意識部分、突破してきたい、変化を生み出したい部分を、
相手を通して認識します。

人は自分を外から見ることはできません。
だからこそ己を知るには相手が、対象が必要なのですね。

当たり前のことなのかもしれないけれど、
それを実感として自らの中に実感することはとても大切。

何より出会いがますます楽しくなってきます。
新しい相手、新しい自分との出会い。

まるで子供のように、全ての出会いにワクワクしてきますね！