2015年11月27日金曜日

日韓交流フェスティバル”Nuritsyo!”開催しました~

遅ればせながら、
日韓交流フェスティバル”Nuritsyo!”開催しました~!

感動の二日間。

両日合わせて1000人の人たちが集い、満員御礼の圧巻の場でした。

三味線、和太鼓、アカペラ、日韓代表のトークライブ、若者のメッセージ。
何度も涙で目がうるうる。

実行委員の仲間たちがたくさんオンラインで発信してくれているので、詳細はそちらで(笑)

歴史意識の境界線
国家の境界線
個々の判断基準の境界線
役割・立場の境界線
学問分野の境界線
仕事の境界線

あらゆる境界線を越えて、ひとつになっていけることを立証できた二日間だったと思います。
1000人でそれを共有できたってホントすごい。

未来に希望が持てる場
どこまでも進化をつくっていける場
人の奥深くに眠っている尊厳のニーズに訴えかける場
安心して何でも話せる場

それを具現化できる人間力、人間関係力があるって今の時代をみると夢物語のようだけれど。
夢物語ではなく事実です。
しかもカリスマの個人だけではなく、老若男女、誰もが。

11月21日、22日は間違いなく、新しい時代のプレートへと、
大きく躍進させた二日間だったと確信します。




21日のディナーパーティです。
ヒルトンシーホークにて☆
雰囲気だけでテンションが上がります♪

22日は満員御礼!
立ち見まで出ました~☆

2015年11月20日金曜日

イルミネーションの中のおじさん

福岡はイルミネーションが各地でライトアップされてきています。

光って不思議。
人の心を和ませます。

普段通る道でも全く違う印象になって。
通る人たちの顔も柔らかい。

そんな中を友達とテクテク歩きながら、
柱にもたれかかっているおじさんに、友達がふと声をかけた。

”こんばんは”

ベージュが基調のオシャレなマフラーをした丸顔のおじさん。
なんか絵でも描いてそうな雰囲気。

早速、今週末の日韓交流フェスティバル”ヌリッショ!”の話をして、
日韓のことについて聞いてみると、

”韓国は当然日本と分けられるものではない”

当たり前のようにサラッとすごいことを言いました。

歴史のこととか、地理のこととか、
やたら詳しくって。

聞いてみると、考古学をされていたそうです。
発掘作業がお仕事。

それでかー!と納得。

歴史地理の観方が全然違うのですね。

全ては繋がっている。
一本のルーツがある。

だから、朝鮮はもちろん、中国も、
アジアは一つだと。

普段は意識しないけれど、よくよく歴史地理を引いて見ていくと、
出発の起源は同じなのですよね。

だけど気づけば、民族、国家、宗教、体制、などなど。
多様な境界線を引いて、その境界線から自由になれなくなっている。
境界線がなかった状態をイメージできなくなっている。

分けて境界線を引いてきたからこそ、色んな進化・発展があったわけだけど。
そこから自由になれないのは息苦しいですね。

今まで引いてきた境界線から自由になる、

今回の”ヌリッショ!”でそれが具現化されることで、
みんなの希望になれる。

そんな最高の2日間にしたいなと思います。



2015年11月18日水曜日

境界線の上に立つ人

細く細く
ピンと張った境界線の上に立つ人よ

強風にも
1ミリも揺るがない真っ直ぐな背中

罵声にも
1ミリもひるまない真っ直ぐなまなざし

突き刺さる視線でも
1ミリもあなたを傷つけられない

境界線の上で
全てを見渡すあなたは
世界を抱きしめるように両腕を広げる

少年のような笑顔を浮かべて

ふと気づくと

温かい風が
あなたの背中を支え

力強い声援が
あなたのまなざしを一層輝かせ

柔らかい視線は
あなたとともに愛の波動を広げる

今、
細く細く
ピンと張った境界線の上に私は降り立つ

世界を眺めるために

あなたとともに

世界を変えるために

あなたとともに



2015年11月14日土曜日

イルミネーションの中での出会い

今日は博多駅のイルミネーションのライトアップ。

すごい人だかりで。

点灯の瞬間を待ちわびている人たちでひしめいていました。

そんな中で、一緒にいた友達が、ふと声をかけたお隣の女性。

”こんばんは”

そう声をかけた友達に、笑顔を返してくれました。

前髪をあげて、髪をお団子にまとめていて、キラキラと発信力のある表情が印象的で。
グレーの柔らかそうなポンチョ型の上着に、国旗のピン止めがオシャレでした。

自然と会話に花が咲き、
今、私たちが11月21日、22日の日韓交流フェスティバル”ヌリッショ!”
へ向けて取り組んでいる話をすると、

なんと!ビートルで以前働いていたとのこと!

あ、ビートルというのは、博多港と釜山港を往復する旅客船です。

だから日韓を繋げる私たちの活動をとても喜んでくれました。
私たちもよくビートルにお世話になるので、こんな出会いはとても心弾みます。

そしてさらになんと!
今日が彼女の誕生日だそうです!

ダンナさまとお祝いにデートする待ち合わせだったそうで。
ステキだ~。

そんな話をしていると、
イルミネーションがライトアップ!

博多駅に一斉に沸き起こる歓声。

光って人の心まで温める効果がありますね。


ふとした一声から、

ステキな出会い、

誕生日、

イルミネーション、

重なり合う喜び、
心が行き来します。

日常のこんな出会いが、一番ワクワクしますね。



2015年11月10日火曜日

新幹線の中で出会ったおばあさん

滋賀へ帰る新幹線の中。

おばあさんが来て、

”隣空いてますか?”

溌剌とした笑顔に心ほっこり。

思わずそのまま話しかけちゃいました。

”お荷物たくさんですね”

また素敵な笑顔を返してくれて、自然と話が弾みました。

大阪で同窓会に参加してきて、名古屋のお家へ帰るところでした。

”最後の同窓会だから”

最後?
なんと!86歳だそうです!

はっきりした話し方、しっかりしたまなざし。

見えない~!
びっくり。

当時は女学校と言われていた時代。
戦争当時の様子を少し語ってくれました。

何もなくて、食べ物はみんなで分けて少しずつ食べて。
空襲の中、みんなでかばいながら走って逃げた。

”勉強は全然してません”

気持ちいいくらいスパッと言い切ったおばあさん。
勉強したくてもできなかった時代です。

その分、生き抜く心の力、みんなで力を合わせる関係性はとても身についたと言います。

”今は関係性が希薄で、お隣に誰が住んでいるのかもわからないですね”

私がそう話すと、力強くうなずかれました。

”昔はみんなで分け合って、助け合うのが普通だったけど”

力強いまなざしはそのままに、少し寂し気に語る横顔を見て、
私の心も動かされました。

”今は変化も早くてついていけない”

科学技術の進化。

それは私たちの生活を便利にしたけれど、ジェネレーションギャップは開くばかり。
世代を超えた疎通交流がますます難しくなる。
SNSなどを初めとして、疎通交流する便利さは増えても、
それと反比例するように、実際の人との距離は遠くなっている現状があります。

”体の衰えも、実際に体験してみないとわからないことがどうしてもある”

同窓会メンバーの中では一番元気だったと自負しているおばあさん。
今も舞踊を学んでいるそうです。
そんなミラクルにお元気なおばあさんでも、昔のように体が動かないことは当然あって。
自分自身に歯がゆさを感じると同時に、
子供達とそんな思いを共有できないもどかしさを話されました。

今の時代は、

おじいさんやおばあさんでも、
子供でも、
おじさんやおばさんでも、
若者でも、

みんな生きづらい。
分かち合えない、分かり合えない寂しさを抱えている。

”Aporia”

道のない時代。

陸、海、空、宇宙、インターネット、情報空間

あらゆる道を開発してきた人類が、ついに日本が先駆けとなって道が途絶えた。

だから新しい道は、日本から突破していかないといけない。

おばあさんと話しながら、

”早く、目覚めろ日本”

声にならない声が私の心に響いていました。

”早く、早く”

こんなおばあさんは、日本の誇りだと思います。
おばあさんが、今日見せてくれた笑顔を、人生の最後まで浮かべていられるように。
早く、誰もが心安心できる道を切り開きたい。

新幹線の中のわずか15分くらいの出会いが、
私の生きるエネルギーをさらに高めてくれました。

出会いってすごいですね。

おばあさん、ありがとうございます。



2015年11月6日金曜日

東洋のルネサンス

先日、ポカポカいい陽気の日。
テクテクと歩きながら、友達と日韓交流フェスティバル”Nuritsyo!”の案内に歩いていたら。

ベンチにどーんと座ったオジさん。

最近、変わった人に声をかけたがる友達がすかさず、”こんにちは!”と一言。

話してみると、片言の日本語。
中国の人で、旅行中でした。

こちらは日韓交流フェスティバル。

でもそんなことではくじけません。
笑顔で会話し続けると、最初は硬かった表情のオジさんにもだんだん笑顔が出てきました。

そして、日韓だから関係ないような雰囲気を漂わせられて。

もちろん関係ないわけない!
思わず、アジアミッションを語りだしてしまいました。

産業革命に始まった西洋のルネサンス。
そこから今の時代はつくられています。

アジア、東洋と言いながら、実際は職業も思想も西洋のものばかり。
日本にいたっては日本人ではなく、アメリカ人なようなものです。

西洋の科学の力、宗教・哲学の思想によって、文明はここまで発達してきたけれど、
観点の問題を取り入れることなく、人間の5感覚脳を基準にしてきた限界が、今きています。

雇用問題、
格差社会、
自殺、鬱、病気、
環境破壊
などなど

終わりなき問題。

これらの問題を一掃、解決するには、西洋の限界を補って、東洋が目覚める必要があります。

東洋のルネサンスによって、西洋と東洋の両翼が揃い、
文明は新しいステージへと向かうことができる。

11月21日、22日の日韓交流フェスティバル”Nuritsyo!”は民間レベルにおいて、
それが可能である協力体制がすでに具現化されていることを示すものです。

そして、日韓の次は、日中韓。

東洋のルネサンスの第一歩となる今回のフェスティバルなのです。

だから、中国ももちろん関係大ありー!

っという感じの話をざっくりとしたら、
座っていたオジさんが立ちあがって、握手してきました。

国家、民族の境界線を越える心の路は必ずあると確信した出会いでした。

怖いオジさんかと思ったけど、ステキな笑顔だったな。




2015年11月5日木曜日

出会いの重なり その2

今日も出会いの重なりが盛りだくさんでした。

日韓交流フェスティバル"Nuritsy!"もあと17日。
街の人に、今日もNuritsyの案内に博多へ。

博多のキャナルシティ前の信号待ちのステキ女子に声をかけたら、
ちょうど博多駅近くでも実行委員スタッフに声をかけられたとか。
さらに数日前に、別の実行委員メンバーに声をかけられたらしく。
私で3回目でした(笑)
サービス業をしている彼女の笑顔はとても可愛らしくってステキでした。
だから思わず声をかけちゃうのかもですね。

そして、またテクテクと歩きながら声をかけたのは、21歳の男子学生さん。

話をしていると、去年も日韓交流関係のイベントで声をかけられましたと。
聞いてみると、去年、彼が声をかけられたのは、なんと!
ちょうど一緒にやっている実行委員メンバーでした!
友達になったけど、ケータイを変えた時に連絡先が消えてわからなくなっていたとか。
ちょうど近くにその実行委員メンバーがいたので、一緒に会いに行って、
1年ぶりの感動の再会でしたー!

そしてさらにテクテク歩いて、仲間が声をかけた男性。
おやっ!?とお互いそんな顔をして見合うと、先月くらいに天神で出会った男性でした。

この出会いの重なりはなんなんだー。

こんな心の重なり、
つながりの共有が、
どんどん広がって深まっていったらいいなぁと思います。



2015年11月3日火曜日

聞こえない声
見えない想い
触れられないぬくもり
通わない心

発せない声
伝えられない想い
伸ばせない手
動かない心

聞きたい声
見つけ出したい想い
触れたいぬくもり
通わせたい心

発したい声
伝えたい想い
伸ばしたい手
動き溢れる心

飛び出したい
届かせたい

どこまでもどこまでも

出会いたい
つながりたい

いつもいつも
いつでもいつまでも

ひとつに
一点に

ただ一点へ

掃除に活用する認識技術

朝、職場に行って、私の最初の仕事は患者さんたちが座る椅子をふくこと。

出勤するたびに、
同じ椅子が、
同じ場所にあって、
同じ時間帯に、
同じように拭き掃除をする。

毎回やっていると椅子ふきってマンネリしてくる。。。

そんなマンネリな時こそ使うのが認識の変化!

椅子ふきをどこからどう観るのか、
その観点を変化させる認識技術”観術”

技術は今ここ使ってこそナンボ。

いつも同じところに同じようにある椅子。
見慣れた景色。
そのままだと感動も新鮮さも何もないけど、

思えば、いつも同じところに同じように存在してくないと、お掃除できない!

ある瞬間、椅子がどっかに行ってしまったり、変な形になってしまったりしたら、
ちゃんと掃除できません。

この世の中、宇宙の中は因果関係が成り立っているわけですが。
因果って、決めつけられた世界だから、
因果の中だけだと、マンネリしてつまらなく感じてしまいます。

でも、因果がないと、お掃除もできない。
椅子とも雑巾とも、その空間とも掃除をするという行為とも出会えないわけです。
そう思うと因果って大切~。
ってか、すごい!

そして、毎回の椅子ふきに対してどう思うか、心の状態は自由ですね。

ちょっとずつキレイになる椅子に喜びを感じるか、
毎回掃除をすることに飽き飽きするか、
掃除を朝のいい運動と思うか、

どんな風に感じるかは無限の可能性そのもの。

決めつけられた因果の世界に対して、
心は常に自由に色んな意味や価値をつけることができる。

そんな決めつけられた世界と、
決めつけられない世界を、
両方自由自在にイメージして活用できる。

そんな生き方を可能にする観術って面白いなあ。

朝がちょっと楽しくなった一出来事でした。