2015年7月29日水曜日

声をかけるおじいさん

暑い。。。
干からびそうな暑さですね。。。

寒いと冬眠しそうになるけど、暑いと動き気がなくなります。
ワガママですね(笑)

でも、暑さに負けじと街の中を歩いていると、
道行くおじいさんが声をかけてくれました。

もう80才になるというおじいさん。
髪は白く、腰を痛めているそうだけど、
瞳は力強く発信していました。

現役の頃は、ひたすらに働いていたそうです。
胃が痛くなって、動くのもつらい時でも働いて。

今の70、80代の人たちはホント根性が違いますね~。
それだけ色々な限界を突破してきた蓄積が、
おじいさんやおばあさんたちの精神をシャンとさせているのだろうなあと感じます。

今でもまだまだエネルギーがあり余っているおじいさんやおばあさんがたくさんいます。
今日出会ったおじいさんも心はとてもお元気でした。

おじいさんは、道行く人や、小学生たちに声かけをしているそうです。
挨拶や何気ない一言をかける。

この一言ほど素晴らしい仕事はないのではないかと思います。

Aporia時代=道がない、方向性が見えない時代

今の時代はこう呼ばれています。

複雑になりすぎて、境界線が生まれすぎて、疎通交流ができない。
その中で何をどう生きていったらわからない時代。
次の一手が見えない、突破口がわからない終末期とすら言われている。

そんな時代において、声かけの一言は路を開通させる偉大な仕事です。

声をかけるのは、少し勇気がいるとおっしゃっていました。
ほとんどの人たちにはものすごく勇気のいる大変な仕事です。
それをやり続けているおじいさんは本当にすごいなあと感動しました。

こうした日本の財産ともいうべき人をもっと活かしていける関係性づくりが必要だなあと思います。

暑い中、嬉しい出会いができたことに感謝の一日です。


2015年7月22日水曜日

問題は問題じゃない!?

問題を問題としてみてしまう


そんな自分のパターンに最近気づきました。

なんのこっちゃという感じでしょうか(笑)
問題は、問題だろ、って感じですよね。

平たく言うと、心配性なんですよね。
なので元気がない人や悩んでいる人、うまくいっていない仕事とかをみると、

大丈夫かな!?
何とかしてあげたい!

ってなっちゃうんです。

その気持ちは悪くないかもしれませんが、
でも問題って限界突破のきっかけでもありますよね。

ピンチはチャンス。
問題にぶち当たらなければ、解決も成長もないし。

プロセスでみれば順調なわけですね。

だけど、ついそれがヤバイことのようにみてしまう。
問題を取り除いてあげたくなってしまう。

それって相手の成長の機会を奪ってしまっていることにもなるわけです。

このパターンって思い返せば親との関係性からきてるなあと。

私の両親がやっぱり心配性で。
私が失敗しないよう、将来困らないよう、
問題がないように色々アドバイスしてくれました。

もちろん愛情があって子供のことを思うからこその行動なんですけど。
子供心には、あーしなさい、こーしなさい、
これはダメ、あれはダメ、と決めつけられたようで。

それよりは、失敗しても困ってもいいから思いっきりチャレンジして問題に取り組みなさいって、
伸び伸びさせてほしかったなあって思います。

親がそういうつもりでなくても子供の頃、そういう風に感じていました。

そのパターンをそのままやっちゃうんでしょうね。
ついつい心配して、なんやかんやと言ったりやったりしちゃいます。

問題を問題とみている私の観方が問題だ~。


問題が問題でない一掃されたところから観たら、
全然違う取り組み方、関わり方ができるだろうなって思いました。
ちょっとずつトライしていきたいと思います~。


2015年7月20日月曜日

韓国から帰ってきました

韓国での観術スマート研修のOB研修から帰ってきました。
台風でどうなるかと思いましたが、なんとか無事開催され、帰途につけました。

今、スマート研修は9期になるのですが、毎回の進化っぷりにはいつも驚嘆してしまいます。
今回も予想を超えるバージョンアップっぷりにワクワクと脱帽。

新しい人との出会い、
新しいエネルギーとの出会い、
新しいイメージとの出会い、

これってなぜこんなにも心スッキリワクワクさせるのでしょうね。
そんなメカニズムも見事に整理されていました。

今、進化まっしぐらの9期生と、9期生とNohさんに出会いたい心でいっぱいのOB生との出会いで、
実質わずか1日半とは思えない濃い時間となりました。
お互いのアイデンティティも一気にイメージが広がって、
場全体が底上げされたなって思います。

個人的には今回の研修は、心がスッキリと落ち着いた感じです。

今の時代がどこからどのようにつくられてきたのか、
人間がどこから来てどこにいて、どこへ向かうのか、
自分が何を蓄積して、日々の蓄積が何を生むのか、

こうしたことが論理とイメージでストンと深く落ちてきました。
そうすると毎日の一歩や一言を力強く発信していけますね。

そうそう!やっぱり研修所がある清道は最高!
水がきれいで、山が雄大で、空気がおいしくて、ご飯がやさしくて、
スタッフのオモニとアボジの愛がいっぱいで。
一気に心身ともに健康になりますね。

食べすぎ注意だけど(笑)

大陸のエネルギーを、太平洋のエネルギーの日本に還元して、
明日からはさらに日本を底上げしていきます~。


2015年7月17日金曜日

小鳥の死に立ち会いました

昨日、小鳥の死に立ち会いました。

職場の人が、お昼休みにご飯を買いに出かけて、
地面に落ちて飛べずにいた小鳥を拾ってきました。
どうやら巣から落ちたようなのですが、巣はどこかわからず。
茶色い小さな鳥で、雛鳥までではないにしてもまだ幼い鳥でした。

足を折ったのか飛べないようで、心配になった職場の人が見捨てておけず拾ってきたようで。
私だったら拾ってこないだろうなあと、判断の違いを感じながら
弱っている様子の小鳥を眺めていました。
とりあえず箱に入れてお水を上げて様子を見ていたら、
しばらくすると首を反り返らせて苦しげにもがき始めました。

ぐったりしてはもがいてを繰り返し。
そのまま1時間くらい経過したでしょうか。
反り返りはひどくなり、時々痙攣するような様子を見せ。

もう寿命はわずかかと、職場の一人が、仕事が忙しくなる前に埋める穴を掘りに行こうとしたら、
拾ってきた人が、まだ生きているから待ってほしいと止めました。

ふと触れてみると、さっきまで温かかったぬくもりは失われて冷たくなっていて、
気づけば体もしぼんだように小さくなっていました。

そして急に目と口を大きく開いて、全身を真っ直ぐに伸ばすように痙攣し、
拾ってきた職場の人が末期の水をと、スポイドで1滴、2滴、3滴とふくませた時、
飲みこんだ水とともに静かに目と口を閉じて動かなくなりました。

小鳥の遺骸をどう対応するかを役所に尋ねると、
”ゴミ箱に捨てても大丈夫ですよ”
と言われ、みんなびっくり。
さすがにそれはちょっと、と業者に引き取りに来てもらうことになりました。

小鳥の死のプロセスを目の当たりにしたのは初めてで、
私は生命の不思議さと、少し後ろめたさを伴う好奇心を感じていました。

そして、このプロセスの間にそれぞれの判断基準の違いがよりあらわになって、
何とも表現しがたい心持でした。

死に対してどう向き合うのか、どう観るのか、どう扱うのか、
何が正解とは一概に言えません。

観術では、存在は存在しない、生も死もない、
全ては無から有が生じている、
というように述べています。

存在がどのように生まれるのか、
生死が何なのかをわからずして、これに向き合うのは困難だなと思いました。
存在、生死の仕組みがわからないと、判断する基準も持てないからです。

誰もが当たり前に、
無から有が生まれること、
存在の仕組みがわかる時代になった時、
今回の小鳥の死とも全く違った出会い方になるのだろうなと感じました。


2015年7月15日水曜日

フランス革命始まりの日

7/14の今日
何の日か知っていますか?

フランス革命が始まった日です。

バスティーユの襲撃から始まった多くの血と涙と不屈の意志が伴った革命。
時代の意志を受けてフランスが立ち上がった革命なのだと思います。

たまたまかあえてか今日博多でレ・ミゼラブルが上演されていました。
会場近くを通るとたくさんの人たちが見に来ていました。
オバサマの年齢層が多かったかな。
せっかくなので出てきた人たちに今日が何の日か知っていますかと聞いてみたのですけど、
みんなフランス革命の日だとは知らなかったようです。
私もたまたま友達から聞いたので知っていましたが、
日本では身近に感じにくい革命なのでしょうね。

18世紀に遥か遠くのフランスで起きた革命。
日本とはあまり関係がないように感じるかもしれませんが、
今、世界が西洋中心となっていること大きく関わっている革命です。
必然的に日本に対する影響も深いものがあります。

そして偶然とはいえ何か関係性があるように思えるのが、
明日、安保法案が採決されるということです。

今、安保法案に反対するデモが色んなところで行われていますね。
昨日、福岡でもデモの行進に遭遇しました。
若者もたくさん参加していたのが印象的で。
若者は社会や政治、法律に関心が薄いなあと感じていましたが、
最近は意識を向ける人が増えてきているようですね。
アベノミクスや歴史修正主義が良くも悪くも国民の意識を引っ張っているのでしょうか。

200年以上前の今日、圧政に対して底辺からひっくり返す革命が始まった日。
同じ国民同士で争う痛みはどれほどのものだったのでしょうか。
その血と涙の上に今の時代、日本があります。

それを受けて、日本は明日何を選択するのか。
70年前、徹底的に敗北して全てを失った日本。
もう二度と戦争はしない、もう二度と熱くはならないと国民全体が決断した日本。
それを受けて、私たちは明日何を選択するのか。

安倍政権や安保法案が問題なのではなく、
私たち一人ひとりがどんな意志をもって、どんな未来をみて、どんな選択をするのかが
重要ではないかと思います。

フランス革命に代表される西洋の革命の痛みも背負って、
時代の限界を超えていくのが本当の日本であり、和の精神です。

一日でも早く日本の目覚めがきますように。


2015年7月9日木曜日

未来を語ろう

出会いたい意志ひとつで
歩み続けた道

出会いには、痛みが伴った

互いの意志が、
熔鉱炉のように溶け合うことができないまま
刺し、刺され、
支配し、支配され、
心閉ざし、閉ざされ、

道を歩み進むことは、痛みが伴った

血が流れ
涙を呑み込み
声なき声をあげる

それでも進んで進んで

そして今、道の先に一点の光がみえる

小さな小さな強い光が待っている
その一点をめがけて走る
全てが熔鉱炉に溶けて、一滴の涙となるために
見たことのない未来と出会うために

もう留めるものは何もない

時の鐘をならせ

未来が始まる目覚めの鐘よ
天の果てをも超えて響き渡れ

未来を語ろう
鐘の音に乗せて

ともに未来を語ろう


2015年7月7日火曜日

自分の知っている世界から自由になる

季節の変わり目はよく風邪をひきます。

この時期は、寝ている時に暑くなって布団を蹴飛ばし、
寒くなって目が覚めるという毎夜(笑)

これやると一発で風邪ひきますねー。

でも、例え雨でずぶ濡れになろうとも、
髪が濡れたままで寝ても、
一度も風邪をひいたことがないんですよね。

これはもう、どんなに濡れても絶対を風邪をひかないぞ、
という決断、というか思い込みですね(笑)

思っていることがそのまま現実になる。
面白いですね。
引き寄せの法則、シークレットが人気が出るのもわかる気がします。

でも、自分の思い込みの世界、自分の知っている世界、
それは人類が蓄積してきた規定の中です。
人間か決めつけてきた因果の中。

そこから自由にならないと
本当の意味でなりたい自分になれないし、やりたいことを成し得ません。

何より自分の知っている世界から自由になって初めて
個性が活かされる、活かしあえるパートナーシップがつくれます。

私はずっと、どうすれば一人ひとりの違いを認め合い、
活かしあうことができるのだろうと思っていました。

違いを疎通させ、融合し、進化させるにはどうすればよいのか、

私だけでなく、たくさんの人たちの悩みだと思います。
特に現代は情報過多で何かと違いばかりが目立って人の心は疲れきっています。

違いを比較して、常に何かに追われているような感じがあったり、
どんどん自分に対するイメージが小さくなっていったり。

人間ってこんなもんじゃないはずですよね。

そんなことに今日は想いを馳せていました。

そう思うと、自分の知っている世界をall zero化させ、人間の尊厳を取り戻す認識技術”観術”
これってすごい希望だなあと改めて思った日でした。


よくこんな感じになっています(笑)