2013年4月27日土曜日

自由な生き方

もっと自由になりたい
自由に生きたい
好きなことをしたい

多くの人が少なからずこうした思いを心に抱いているではないでしょうか。
日々、やらねばならないこと、すべきことに追われ、
やりがいや希望を感じることがどんどん減っていく現代。
今は本当に夢を持つことが難しい時代になりました。
子供の頃は、当たり前のように持っていた夢。
「大きくなったら何になるの?」
夢を持つことが当然であるかのように大人は子供に問いかけ、
そして疑問を持つこともなく、その時、心に思うことをそのまま答える子供。
子供は、できない、無理だ、といったことは考えません。
無条件に楽しく、何に出会っても感動で、夢は膨らみ、考えはどこまでも自由です。
しかし大人になるにつれて、考えも心もどんどん硬く小さくなり、
可能性よりリスクを、チャレンジより安定を選択する方向へ、思考や感情が走ります。
そして社会が創った規範の中、さらにその中で自らが創りあげた規定の中で、
気づけば息苦しいくらいに心も体もがんじがらめになっています。
その状態になった自らに気づいた時、自由になりたいと思うのです。

では、そもそも”自由”とはどういった状態なのでしょうか。

好きな時に好きなことを好きなだけできるということでしょうか。
何一つとして束縛されないことでしょうか。
では、本当にその状態になった時、一体何をすることを選択するのでしょうか。
何かを選択した瞬間、関係性が生まれます。
それは束縛体系の構築です。
乃ち、束縛なくして自由という概念は成り立ちません。
約束、規定があって初めて、人は自由を求めるのです。
そして究極の自由、それはカオスそのものです。
カオスでは人は生きてはいけません。
カオスでは、出会いがなく、進化・発展もありません。
つまり、苦しみ、悲しみもありませんが、喜び、楽しみも生まれないのです。
では、どうすればよいのでしょうか。
本当の”自由”にはどうすればなれるのでしょうか。

それは、自由(カオス)と束縛(コスモス)の関係性を知ることです。


私たちは普段、意識的にも無意識的にも様々な考え、感情をめぐらせ、言葉を発し、行動し、関係性を築いています。
では、その考え、感情、言葉、行動、関係性はどこから生まれているのでしょうか。
これらを発信する私たちはどこから生まれたのでしょうか。
更に観点を広げてみると、
私たち人類はどこから生まれたのでしょうか。
地球はどこから生まれたのでしょうか。
太陽系はどこから生まれたのでしょうか。
銀河系はどこから生まれたのでしょうか。
そして、宇宙はどこからどのようにして生まれたのでしょうか。

宇宙が生まれる前、それはカオスです。
宇宙は137億年かけて、カオスから今現在のコスモスまで創り上げました。
そのカオスとコスモスの関係性、メカニズムを解明しようと、
人類は500万年間あらゆる分野で追求し続けてきました。
宗教、哲学の分野では論理を立てることを諦め、”神”、”仏”と規定し、分けました。
科学の分野では”ひも理論”、”M理論”まできていますが、今ではヒッグス粒子1つを見つけるのに莫大な資金と時間を投入することに追われています。

これらの分野の限界を超え、

いち早くカオスとコスモスの関係性を解明したのが”観術”です。

観術とは、観点を次元上昇させる認識技術です。
この技術によって論理とイメージで明確に、カオスとコスモスのメカニズムを理解、会得することができます。
乃ち、宇宙の成り立ち、人間の成り立ち、自らの生き方の成り立ちを理解することができるのです。
更にそのメカニズムを会得することで、今現在から宇宙誕生前まで全てをほどき、そして全くバージョンアップさせて新しい今現在を再構築することも可能となるのです。
そのカオスとコスモス自由自在に行き来できるようになったとき、
初めて真の”自由”そのものになることができ、
”自由”な生き方を具現化することができるのです。

夢を持てない現代。
未来への希望が、行くべき道が見えない現代。
しかし、危機はチャンスと同じことです。
個々が、今目の前の現象に囚われるのではなく、
観点の次元を上昇させ、真の自由な生き方を実践できた時、
夢、アイディア溢れる素晴らしい時代の幕開けとなるのです。

2013年4月9日火曜日

コミュニケーションとは

CCO=Chief Communication  Officer

CDO、CIOなどはよく注目されてきましたが、コミュニケーションに特化した能力はビジネスの上であまり重要視されてきませんでした。
しかし、最近このコミュニケーション能力に大きな注目が集まってきています。
どの組織でも個人の技術や知識の育成、多様な情報収集ツールには長けてきました。
そして見えてきたより深い障壁がコミュニケーション能力です。

なぜ人と人は分かり合うことができないのか?
なぜいつまでも争いを繰り返し、平和が訪れないのか?
なぜwin-win、all-winの関係性が築けないのか?

これらの問題解決能力は、人類始まって500万年間、あまり進化していません。
そもそも”コミュニケーション”という言葉を聞いてどんなイメージを持つでしょうか?
非常にあいまいでぼんやりとしています。
ある学生が言いました。
「コミュニケーションは勉強できるものではない」
勉強できない、つまり体系化された論理、共有できるイメージがないということです。
けれど、思えば私たち人間は生まれながらにして様々なコミュニケーションをして生きています。
家族と触れ合い、友達と話し、食べ物を摂り、景色を見て心動かされ、
呼吸でさえも空気とのコミュニケーションと言うこともできます。
全てコミュニケーションによって生きてきたといっても過言ではありません。
それにも関わらず、私たちはコミュニケ―ションが何なのか明確に定義、共有することができないのです。
乃ち自分の考え、感情、そして言葉、行動、表情がどこからどのうようなメカニズムで発生するのかがわからないということでもあります。

人類は今まであらゆる物や技術を開発し、デジタル化してきました。
しかし、人間そのものは500年前も今もそれほど変わっておらず、アナログのままです。
今回、CCOの経営者である石山 義章氏は、このアナログな人間のコミュニケーションを明確に整理整頓されました。
今までの何が限界だったのか、
これから求められるコミュニケ―ション能力とは何か、
それを身につけるために必要なことは何なのか、
次回はコミュニケーションのメカニズムを紐解いていきたいと思います。