2014年8月30日土曜日

本当の問題とは その3

問題意識って大切だなと改めて思います。
答え(answer)に出会うには質問(question)が欠かせません。

どんな問題意識=質問を持つかによって、出会う答えが変わります。

質問力、という言葉もあるくらいで、
質問が的確で鋭い人は、賢くてすごいなあと思いますし、
何より質問によって相手の可能性を引き出す力に長けていて、脱帽してしまいます。

深い問題意識、質問力を持った人をどう育てていくのか、
この点においても今の教育は厳しい状態にあると思います。

現代はインターネットの普及により誰でも膨大な情報量が安易に手に入るため、
自分の中に十分な質問を養う前に答えに出会ってしまいます。
それでは答えの意味や価値がわからず、思考も深まりません。
それに、学校の先生たちよりもGoogleやWikipediaの方がよほど物知りです。
更には感情が認識できるロボットのペッパーまで生まれました。
そんな中で、子供たちに何を教え、どう育てていけばよいのか、
大人たちが一番悩み苦しんでいるところではないでしょうか。

人を教え育てていくには、
どこからどこへ、
ということが明確でないとできません。
乃ち、始まりと終わりがわかる状態。

しかし、今までの教育は、
そもそも人間とは何か、
生きるとは何か、死とは何か、
この世界、宇宙自然とは何か、
などの質問に対して答えがないまま教育が行われてきました。

そんなことは当然だと言われる方もおられるかもしれません。
そんなことがわかるはずはないと。
私も果たして生きている内に答えに出会えるのだろうかと疑問でした。
しかし観術という観点を自由自在に変化させる認識技術にであった時、
全ての質問がスッキリシンプルに整理整頓され、答えに出会えたのです。
今この時代に答えに出会え、それを持って生きられるということは、
本当に人類500万年間の意志と涙が蓄積した結果だと感じています。

今までは人間はこの体が自分だと思ってきました。
言うなれば、体をクラウドとして様々な情報知識を蓄積してきたのです。
けれど、この体が本当の自分ではありません。
心が本当の人間、と言えば曖昧な表現ですが、
その心を誰もが共通にイメージし、理解することが可能になり、
誰もが活用・応用できる新しいクラウドが開発されています。
この新しいクラウドを使って未来を創っていくことは、
想像するだけでとてもワクワクします(^^)

2014年8月25日月曜日

自分との繋がり

韓国での研修を終えて、福岡での研修に入り、2週間が過ぎました。
本当にあっという間に日々が過ぎていきます。
日々、みんなと創っていく変化がとてもワクワクです☆

改めて研修を振り返ってみて、
この研修で、私は宇宙自然と、そして歴史文明と繋がりなおしました。
何より自分自身と繋がりなおした時に、
全ての意志が今ここに含まれていることが心深くに入ってきました。
自分を受け入れることができた時に、
全てがスッキリと整理整頓され、とても心軽くなったのです。

つくづく自分事にならないと何もわからないなと感じます。
どんなに素晴らしいビジョンでも、
どんなにすごい技術、知識でも、
今ここの自分と繋がらないと、全然使えないし、
むしろ自分の理想と格差が広がって苦しくなる一方です。

今の世の中を見ると、個人にモチベーションをかける競争社会の中で、
がんばろうとすればするほど、
何をしたいのか、どうすればいいのかわからず、
答えも見つからないまま疲れていってしまっています。

ひと1人の力は限られているし、
個人ですごくなる時代はもう終わりを迎えていると思います。
自分自身としっかり繋がって、
周りと繋がって、
時代と繋がったエネルギー溢れる生き方ができる人たち生まれること。
そして、そんな人たちが繰り出すチームプレイがこれから社会の先陣を切って行くと思います。

2014年8月23日土曜日

クリエイティブ


クリエイティブ
という言葉が私はとても好きです。

何もないところから全く新しいものを創り出す。
そんなプロジェクトに関わることに一番やる気、感動が溢れてきます。

今の社会は物や情報に溢れていて、全く新しいものとの出会いはなかなか起きません。
特に日本は、戦後に大量生産・大量消費で発展してきたため、
マネすることは上手くなりましたが、アイディアがうまれにくく、クリエイティブ能力に欠けがちです。
結果的に個性も生かされず、社会が活性化しにくい現状になっていると感じます。

少し前に見たテレビですが、
名だたる経営者陣が集まった会のインタビューで、ほとんどの経営者の方たちが、

これからは今までに全くない新しいモノ、アイディアが求められている

とおっしゃっていました。

そのためにはまずクリエイティブ能力溢れる人材の育成から始まると思います。
アイディア、ひらめきが沸き起こり、みんなで融合して新しいものをどんどん生み出せる、
そんな可能性満ちた社会をみんなで創っていきたいと思います。



2014年8月20日水曜日

個と全体

大阪、滋賀と回って、福岡へ帰ってきました(^^)
今やどれも私にとってホームです。

最近つくづく思ったのですが、
一人ひとりが自らの意志を持って、個性が立ち、
かつ、そうした人々が活かされ合いながら全体としてまとまる、
そんな集団、組織が生まれたことは人類歴史上なかったんだなあと。

歴史を振り返ってみると、
王や権力者による封建主義、思想による共産主義などの全体主義、
資本主義に代表される個人主義、
どちらかを行ったり来たりしているだけです。
時には中道と言われる人々もいますが、実質的に機能していることはほとんどないと思います。

けれど、全体主義も個人主義も、それだけでは人の幸せ、成功を日々進化させていくにはもう限界です。
個人を基本単位で考える時代はもう飽和状態だし、
かといって個性が活かされないまま集団になっても十分なエネルギーが生まれてきません。

個と全体
どちらでもあり、どちらにも縛られない
自分の意志が立ちながらも、集団の意志を融合し創り出していける

そんな新しい生き方が必要な時代に来ていると感じています。
そのためには、人間が生まれながらにして持っている5感覚脳、
そこからつくられる判断基準の不完全性と異質性
この問題をクリアすることが不可欠だと思います。

人間って一人ではどうにもならないもの。
今までの人類がつくってきた境界線を超えて、
もっと自由自在な生き方を創っていきたいと思います。

2014年8月18日月曜日

全てはプロセス

福岡は涼しくて過ごしやすいと思っていたけれど、今年は全国的に涼しいみたいですね。
でも急に雨が降ったり止んだりと空も忙しいです。

福岡に来てから気付いたことの一つが、
全てはプロセスなんだ
ということです。

人は何かをやろう、成し遂げようとする時、目標を設定します。
そして結果を出したいとがんばります。
目標を達成して、結果が出たらもちろん嬉しいし、素晴らしいことです。
けれど本当の結果は、
目標達成に向かうプロセスをどれだけワクワクで全力勝負できたか、
それによって自分がどれだけ成長できたか、
という点です。

その通り、と頭では思いつつも、実際に目標を目の前にすると、どうしても結果を出すことに囚われてしまっていました。

でもある日、ハッと
本当だ、全てはプロセスだ!
ということがストンと心に理解が落ちたんです。

そうしたら色んなチャレンジがもっと楽しく自由に☆
変化を観ることができるようになって、できていないところより、できるようになったところを観れるようになりました。
単純なことかもしれませんが、私にとってはかなり大きな変化☆

ホント、全てはワクワクチャレンジしかないですね(^^)



2014年8月17日日曜日

本当の問題とは その2

今日は久しぶりに大阪へ帰っています。
この後は実家の滋賀へ。
時空間が変わるのは何やらウキウキします(^^)

前回は、一人ひとりの心に共通する問題に触れました。
今回は、時代背景から観た人間共通の問題について語っていきたいと思います。

私たち人間は、
   人間とは何か、
   なぜ生まれてきたのか、
という質問をずっと追求してきています。
そしてこの問いに答えるためには、
   宇宙とは何か
   宇宙はなぜ、どのように生まれたのか
についてまず答える必要があります。

歴史の流れを見てみると、
古代はという概念を生み出し、神が創った宇宙、人間だ、と考えられていました。
今でも世界の多くの人たちが、この考えを支持しています。

そしてコペルニクスの地動説やニュートンの万有引力など、
の概念の発見から産業革命が起こり、時代のパラダイムは大きく変わりました。
力の因果を解き明かすことで、多くの現象を説明できるようになったのです。
今では、ひも理論、M理論という宇宙の中の存在や変化を表す方程式が導き出されています。
本当に人間の知能はすごい。
けれど、こうした数学の方程式は私たちの日常とは程遠い存在で、難しすぎて使いこなせません。

結局、神の概念も力の概念も私たちが日々ワクワクと楽しさをバージョンアップさせる生き方をつくっていくには不完全なものです。
この突破口が観点の問題にあると私は思います。

観点を取り入れることで、
宇宙とは何か、
なぜ、どのようにつくられたのか、
人間とは何か、
なぜ生まれてきたのか、
難解な方程式を使わずとも誰もが理解できるようになります。

そして観点の仕組みをマスターすることで、
自ら新しい観点を自由に融合、創造でき、
本当に自由でクリエイティブな生き方になる未来が繰り広げられていくと思います。

2014年8月15日金曜日

本当の問題とは

韓国での研修を終えて、福岡に来てから1週間が経ちました。

福岡は街が広々としていて、
人あたりも柔らかく、のびのびと過ごしています(^^)

大阪でも韓国でも、福岡でも、
それぞれにいいところがあって、それぞれに問題点、改善点があります。

多様な出会いをする中で最近よく思うのが、
本当の問題とは一体何なのか
ということです。

世の中の問題点をあげればキリはありませんが、
いくつか思うところを深めていきたいと思います。

今日はミクロな観点から人間一人ひとりの問題について。

人間は、

自分がなぜ生まれたのか
なぜ見えたり、聞こえたりするのか
なぜ生きたり死んだりするのか
なぜ食べるのか
なぜ周りと関係性を構築するのか

等々、全く根拠がわからないまま生まれてきます。
例えるなら飛んでいる矢のような状態です。
どこから飛んで来たのか、的がどこかもわからない状態。
この地球、社会という中に、ポーンと放り出されるようにして人生がスタートします。

生きる根拠も、自分の意志や判断の根拠もわからない虚無感
自分が何もわかっていないこと、更にそのまま死んでしまうことへの恐怖
自分自身とも、周りと繋がれない不安

そんな想いが不信となって心を苦しめている、
これは人間共通の問題ではないでしょうか。

もちろん、環境に恵まれ、人に恵まれ、バイタリティある素晴らしい人生を送っておられる方もおられます。
そうした人たちには、不信なんてものは克服しておられるでしょう。
けれど、最後には自我統合できずに絶望してしまう、というのがほとんどの人間のパターンです。

不信をベースに出発し、この激しい競争社会の中で、
自分が蓄積してきた経験、体験、知識、イメージを基準にして生きていくことは、
とても不安で苦しいことです。
私自身、根拠がない判断基準を使って生きていくことに、強烈な違和感と不安を抱えていました。

人間は一度体験、経験してしまったことをリセットすることがとても難しい生き物です。
いつでも赤ちゃんのように真っさらな状態になってやり直せたら
どんなに可能性に満ちてワクワクな生き方に変わるでしょうか。

自分が体験、経験したことを全てリセットしてゼロにできる技術、それが観術です。
私はこのゼロ化できる観術に物凄い可能性を感じています。

一人ひとりの生き方にはそれぞれ色んな問題があると思いますが、
昔からずっと人類が抱えている人間共通の問題点ではないかと取り上げてみました。
皆さんからもぜひ率直で多様なご意見をいただけたらなと思います(^^)

次回はマクロな観点から問題意識を深めていきたいと思います。
福岡の魅力も発見するたびに発信していきます☆