2013年4月9日火曜日

コミュニケーションとは

CCO=Chief Communication  Officer

CDO、CIOなどはよく注目されてきましたが、コミュニケーションに特化した能力はビジネスの上であまり重要視されてきませんでした。
しかし、最近このコミュニケーション能力に大きな注目が集まってきています。
どの組織でも個人の技術や知識の育成、多様な情報収集ツールには長けてきました。
そして見えてきたより深い障壁がコミュニケーション能力です。

なぜ人と人は分かり合うことができないのか?
なぜいつまでも争いを繰り返し、平和が訪れないのか?
なぜwin-win、all-winの関係性が築けないのか?

これらの問題解決能力は、人類始まって500万年間、あまり進化していません。
そもそも”コミュニケーション”という言葉を聞いてどんなイメージを持つでしょうか?
非常にあいまいでぼんやりとしています。
ある学生が言いました。
「コミュニケーションは勉強できるものではない」
勉強できない、つまり体系化された論理、共有できるイメージがないということです。
けれど、思えば私たち人間は生まれながらにして様々なコミュニケーションをして生きています。
家族と触れ合い、友達と話し、食べ物を摂り、景色を見て心動かされ、
呼吸でさえも空気とのコミュニケーションと言うこともできます。
全てコミュニケーションによって生きてきたといっても過言ではありません。
それにも関わらず、私たちはコミュニケ―ションが何なのか明確に定義、共有することができないのです。
乃ち自分の考え、感情、そして言葉、行動、表情がどこからどのうようなメカニズムで発生するのかがわからないということでもあります。

人類は今まであらゆる物や技術を開発し、デジタル化してきました。
しかし、人間そのものは500年前も今もそれほど変わっておらず、アナログのままです。
今回、CCOの経営者である石山 義章氏は、このアナログな人間のコミュニケーションを明確に整理整頓されました。
今までの何が限界だったのか、
これから求められるコミュニケ―ション能力とは何か、
それを身につけるために必要なことは何なのか、
次回はコミュニケーションのメカニズムを紐解いていきたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿