2014年3月12日水曜日

3.11

2011.3.11 東日本大震災

もう3年も経ったのかと驚きます。
被災された方にとってはまだ3年しか、という心境なのでしょう。
もう3年、といったのは、ついこの間のことのような気がするくらいまだまだ身近な出来事だからです。
現地に行ったことのない私でもそう感じるのですから、被災者の方たちの想いはどれほどだろうと思います。

ちょうど昨日、子供の頃に阪神大震災を経験した人と話していました。
外に出た時、目の前は一面の火の海だったそうです。
阪神大震災から19年。
それこそもう19年も経ったのですね。

そして中越大震災。
日本は常に地震にさらされていて、その都度人々の想いが引き継がれていくからでしょうか、
どの震災も記憶から薄れることなく、身近に感じます。

被災地の復興、被災者の心のケア、放射能汚染。。。
問題は山積みであり、大震災はまだ続いています。

震災によっていのちの大切さ、人との関係性の大切さを改めて痛感した人たちの話もよく聞きます。
被災地のために何かしたいと、大きく人生が変わった人たちもいます。

本当に人生、一瞬先は闇。
何が起こるかわからないものです。

”もし明日死ぬとしたら何をしますか?”と聞かれたとき、
私は、その仮定自体が意味を成さない生き方をしたいなと思いました。

自分がどう生きて、どう死ぬか、明確に自分の中に腑に落ちている。
常に今この瞬間に全身全霊をかけ、今この瞬間が最高でしかない状態。
生死に囚われない、一瞬一瞬の勝負の繰り返しがあるだけ。
そんな風に思います。

という話をしたら侍みたいと言われます(笑)
でも、死ぬことへの恐怖を一番乗り越えられるのは日本人だと思います。
大震災でも、日本人一人ひとりの在り方の素晴らしさが世界から称えられました。
忍耐強さ、相手への思いやり。。。
本当は日本人てすごい強くしなやかな心を持っています。
それが歴史・地理的な色んな背景からアイデンティティが小さくなってしまっているだけ。
日本の正しさやすごさを主張するのではなく、
世界を救う日本のアイデンティティになった時に、日本の本当の力が発揮されると思います。


3.11で亡くなられた方たちのご冥福をお祈りするとともに、
被災され、深い傷を抱えておられる方々に、
時空間を超えて、エールをお送りいたします。



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