2014年3月23日日曜日

新しい成長エンジン

今、どこの先進国も新しい成長エンジンを求めてさまよっています。
世界を牽引してきたアメリカも中国に押され、今回のウクライナ問題でその弱さが完全に露呈しました。
その中でも日本は極めて深刻な状況にあります。

少子高齢化が進み、国の弱体化は著しいものです。
若者たちには活気がありません。
敗戦により、日本は国全体でアイデンティティを根こそぎ奪われてしまいました。
さらにバブル崩壊後、長いデフレを通して経済的にも苦しい状態が続き、
今の10代、20代の人たちは、未来が明るいイメージを持ったことがないのです。
アベノミクスがアメリカの真似をしてお金をばらまいていますが、需要のないところにお金を投入しても、循環せずバブルのごとく消えていくだけです。
アベノミクスの経済効果も一時的なもの。
そんな中でやる気を出そうにも、インターネットの普及により比較相手は昔の比ではなく、
ちょっと得意なことでも自分よりすごい人は世界にたくさんいます。
自信も持てず、複雑化していく世の中で何をどう生きて行けばいいのか分からないのが現状です。

危機的な状況の最先端を日本が走っており、他の国も遠からず深刻な状況に直面することは明らかです。
だからこそ危機をチャンスに変え、世界が新しいプレートへと進む突破口が日本にあります。

先日、新聞でBRICsの次の市場が話題にされていました。
もはやBRICsではなく、新しい市場だと話題にされて久しいものです。
NEXT-11、VISTA、そしてラストフロンティア アフリカ。
新しい市場開拓は重要なことです。
しかし、それで本当に新しいニーズが生まれ、行き詰まった社会を突破できるのでしょうか。

以前、テレビで日本の名だたる経営者、企業家の方達が集まっている会でインタビューしている番組がありました。
一様におっしゃっていたことが、

これからは今までにない全く新しいものが求められている、

というものでした。

既存にない新しいニーズ、新しいアイディア
今の延長ではもう世界はどうにもならないということです。


しかし、実際に行っていることは既存のパターンを繰り返しているだけです。
国を変え、市場を変えたところでやっていることは同じ。
発展途上国へ移っていっても国の数には限りがあります。
昔、ラストフロンティアという言葉を聞いた時、ラストっていうのならその次はどうするのだろう、と素朴な疑問を覚えたものです。
行き詰まるのは時間の問題です。

どうしようもないように見える中、
しかし、その新しいニーズを発見した人に私は出会いました。

それが観術の創始者 Noh Jesu氏です。

あらゆる問題の根本原因である”観点固定
この問題を一掃し、解決する認識技術”観術

Noh Jesu氏が発見、発明し、日本人が育ててきた観術こそが、今の閉塞した時代の突破口となる新しいニーズです。

今までは、5感覚脳を基準にして見えるもの、聞こえるものを対象に、物や商品を開発、開拓してきました。

しかし、物、商品はもはや先進国では溢れかえっており、需要が生まれず、経済が循環しません。
途上国に持って行ったところで、一時しのぎであることは先ほど述べたとおりです。
何より物の消費だけでは人の心を本当に幸せにしないことは、消費してきた人こそが痛感しています。

これからはモノづくりではなく、ヒトづくりの時代です。

5感覚脳に観点固定されている問題をクリアし、意識と無意識の100%の循環を自由自在に使えるヒトたちを創出していくこと。

自信に溢れ、相手の可能性を観ることができるヒトたちが集まったとき、
アイディアが次々に生まれ、多くの人々を感動させるプロジェクトが動き出します。
それこそが新しい成長エンジンであり、次の時代の土台となってくるものです。

新しい成長エンジンの可能性についてはまた後日お話したいと思います。

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