2016年7月8日金曜日

日本から始まるNoh's Way

街中でよく聞く声に、

ジェネレーションギャップの問題があります。

おじちゃんやおばちゃんたちが、若い人たちと話が通じない、とこぼします。

ITの進化がすごいスピードで、感覚が全然違うのも大きな原因の一つだと思います。

それ以上に感じるのが、

若い人たちが、昭和世代の親や上司をバカにするムード。

”失敗したくせに”

そんな無言の声が聞こえる気がします。
みなさんはそんな風に感じたことはないですか?

このことについて良し悪しを言いたいのではなく、
日本の現状を客観的に見たいなと思うのです。

日本は敗戦後、ものづくりに走って、高度経済成長を遂げました。
歴史上かつてない短期間で急速な成長を為し得た。

made in Japanで一世を風靡し、
その権勢はアメリカを中心とした西洋を脅かすものでした。

だから、プラザ合意でバブル崩壊するよう誘導された。

2000兆円のお金が消し飛んで、
1000兆円の借金だけが残りました。

熱くなって、勢いに乗って、
一気につぶされた。

原爆20個分くらいの破壊力です。
あれ以降、日本は明るい社会を見たことがありません。

”熱くなってバカをみた”
”もう二度とやらないぞ”

そんな思いが無意識深く刻み込まれています。

原爆と、バブル崩壊で日本は根こそぎ崩されました。
国がガタガタになり、個々の家庭もガタガタになった。

日本は村社会で一番個人主義から遠い国だったのに、
今は一番個人主義がひどいです。

家族も自分も信用できない。
バカにする。

不信や孤独、無気力が蔓延しています。

この日本の現状、限界は、世界の現状、限界でもあると思います。

ジェネレーションギャップだけでなく、
あらゆる障壁を超えて、
一番深い観点の障壁を超えて、
大きくひとつとなっていく道を切り開いていきたい。

それがJapan Missionであり、Noh's Wayでもあります。






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