2017年4月1日土曜日

東芝の破綻から見える日本の役割

グーグル・アマゾン入札、争奪戦に…東芝半導体


http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170331-OYT1T50196.html


話題になっている東芝。

1兆円を超える債務って。。。

日本を代表する企業が破産して、海外企業に買われていく。
GoogleやAmazonに買われるのは、国はイヤだろうなぁ。

日本のモノづくりの終わりを改めて突きつけられているなと感じます。

日本だけでなく、モノの製造販売だけでは経済が回らないことは世界的に見ても明らかです。
発展途上国でこそ需要はあるけれど、その末路は今の先進国と同じ。
先進国は早くモノづくりの次の段階の産業を生み出さないとダメな時ではないでしょうか。

賢いアメリカは、金融商品を生み出したけれども、それはマネーゲームとなり格差社会を助長させました。

人工知能も出てきて、Iotに突入している今、人そのものが変わっていかないと次の産業を生み出すクリエイティブや生きるエンジンが生まれません。

これからの時代に必要なのは、モノづくりでもマネーゲームでもなく、ヒトづくり、心づくりです。

人間そのものが進化していく時。

それは、人間が当たり前に思っていた大前提が破壊されるところから始まります。

いつの時代も、当たり前が破られることによって、進化してきました。

かつて天動説から地動説に移ったのも、当時の人々にとってどれだけの衝撃だったでしょうか。
その衝撃を超えて、農業社会から産業社会へとパラダイムシフトしていったのです。

今、私たちが向き合うべき当たり前の大前提の破壊とは何か。

それは、

"人間と人間の宇宙は実在しない"

ということ。

モノや存在、時間、空間が"有る"のが当たり前の時代から、モノや存在、時間、空間は"無い"のが当たり前の時代へ。

"無"を認識し、"無"を活用できる人間に進化した時に、新しい産業、新しい時代が始まります。

そして一番心の世界、"無"の世界に通じているのが、和心が深く根付いている日本です。

日本から新しい産業、生き方をつくっていきましょう!


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