今までも共同体を創ってきましたが、これからの共同体は全く質が変わってきます。
時代の流れを大きくみると今は産業社会といえます。
いやいや情報知識社会だよ、と言う方もいらっしゃるかもしれません。
今の情報知識社会とは、メモリ機能のことを指します。
人がしたこと、言ったことなどを機械に記憶させるだけです。
そしてあと数年で機械の能力は人間の5感覚と脳を超えるでしょう。
人間は完全に労働から解放されます。
その時、果たして私たち人間は何をもって生きていくのでしょうか。
どんな人間になって何をすればよいのでしょうか?
だって記憶でも技術でも機械にかなわないのです。一個人の能力で競うのは不可能です。
機械にできなくて人間にできること。
それは"間"を活かすことではないでしょうか。
人と人の"間"、人と物の"間"、組織と組織の"間"、国と国の"間"、人と自然環境の"間"・・・
つまり、どんな関係性、つながりを創っていくのかということです。
この"間"を創り育てることは機械には不可能です。では、この"間"を創建していくにはどんな"情報"が必要でしょうか。
それぞれがどんなポジションにいて、どんな関係性をもっているのか。
それが"情報"です。
これからの情報知識社会とは、このポジションと関係性を解析、構築していくことです。
それによって強固で柔軟な共同体が創建できるのです。その時こそ個々の能力が花開く百花繚乱の時代となるでしょう。
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