2015年11月3日火曜日

掃除に活用する認識技術

朝、職場に行って、私の最初の仕事は患者さんたちが座る椅子をふくこと。

出勤するたびに、
同じ椅子が、
同じ場所にあって、
同じ時間帯に、
同じように拭き掃除をする。

毎回やっていると椅子ふきってマンネリしてくる。。。

そんなマンネリな時こそ使うのが認識の変化!

椅子ふきをどこからどう観るのか、
その観点を変化させる認識技術”観術”

技術は今ここ使ってこそナンボ。

いつも同じところに同じようにある椅子。
見慣れた景色。
そのままだと感動も新鮮さも何もないけど、

思えば、いつも同じところに同じように存在してくないと、お掃除できない!

ある瞬間、椅子がどっかに行ってしまったり、変な形になってしまったりしたら、
ちゃんと掃除できません。

この世の中、宇宙の中は因果関係が成り立っているわけですが。
因果って、決めつけられた世界だから、
因果の中だけだと、マンネリしてつまらなく感じてしまいます。

でも、因果がないと、お掃除もできない。
椅子とも雑巾とも、その空間とも掃除をするという行為とも出会えないわけです。
そう思うと因果って大切~。
ってか、すごい!

そして、毎回の椅子ふきに対してどう思うか、心の状態は自由ですね。

ちょっとずつキレイになる椅子に喜びを感じるか、
毎回掃除をすることに飽き飽きするか、
掃除を朝のいい運動と思うか、

どんな風に感じるかは無限の可能性そのもの。

決めつけられた因果の世界に対して、
心は常に自由に色んな意味や価値をつけることができる。

そんな決めつけられた世界と、
決めつけられない世界を、
両方自由自在にイメージして活用できる。

そんな生き方を可能にする観術って面白いなあ。

朝がちょっと楽しくなった一出来事でした。



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