先進国において、需要が110兆円足りない需給ギャップが起きているという記事です。
景気は回復しているはずなのに、需要がなく物価があがらない。
→ http://mw.nikkei.com/tb/#!/article/DGKDASDC09008_Z00C14A5MM8000/
人の心は素直ですね。
先進国では物が有り余っています。
ちょっとした娯楽も一瞬の楽しみでしかない。
今の社会に人が心から欲しているものはもうないのですね。
お金を印刷してバラまいて。
なんとか経済を回しているけど、お金を使いたいモノもない。
使っても循環して活性化しない。
ただ消費して1%の裕福な人たちがますます潤うだけ。
その1%の人たちだって本当に幸せなのでしょうか。
別に悲観しているわけではなくて、客観的に見るとそうだし、
何が良し悪しとかではなく、資本主義の最終段階に来ている。
資本主義は資本主義として、個人の強化、自由競争の活性化を起こして、
世界はどんどんグローバル化していきました。
でもどんな主義も体制も変化していきます。
封建主義時代に生きていた人たちだって、まさか資本主義なんて時代が来るとは夢にも思わなかったと思います。
今、時代は全く新しい段階へとひっくり返る時。
資本主義を土台にしたプレートでできることはやり尽くしました。
新しいニーズが生まれない。
アイディアが出てこない、やる気や感動が生まれない。
それでは未来にワクワクできません。
最近よく聞くのが、
発展途上国とか被災地に行って、現場を体験するという活動です。
色んな貧しさや厳しさをリアル体験することで、
いかに先進国の自分たちが恵まれているのかを痛感できたり、
先進国では失われがちなコミュニティ、繋がり、自然の大切さを思い出せたり。
そういう活動がとても大切なのは間違いないです。
ただ、それだけでは先進国の現状を打破できないと、私は思います。
時代のプレートを巻き戻すことはできません。
新しいプレートへひっくり返るために、ニーズの大爆発が必要です。
それは、心の世界にあると思います。
心、和、無意識、精神、
言葉は何でもいいのですが。
目で見え、耳で聞こえる範囲はもうやり尽くして開拓の余地がありません。
これからは5感覚で見えない世界を明確にイメージし、共有し、
現実に活用、応用していく時です。
今までは、物質文明だけがどんどん発達してきて、
言うなれば、車輪の片方だけが大きくなった状態。
もう片方の精神文明をこれから開拓して、両輪揃って進んで行く時だと思います。
無意識と意識を100%活用、応用できる精神文明。
そこにはものすごいニーズが眠っています。
そしてそのニーズを爆発できるのは、
一番心のセンスが発達している日本だと思います。
日本が今、危機的な状況なのも次のプレートへ向けて緊張状態だからじゃないかなと。
ピンチはチャンス~。
あとひと踏ん張りですね。
あとひと踏ん張りですね。
夜明けの前が一番暗いらしいです。
ホント今はそんな感じ。
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