2015年10月17日土曜日

尊厳のニーズ

今日は久々に中洲川端あたりをブラブラ。
昼はお天気も良くて、あったかくてお散歩日和。
PM2.5がちょっとイヤですけどね。。。

友達と歩く中、道行くお兄さんに声をかけると、岡山から旅行で来たそう。

26歳でバツ2だって。

やりたいことは特になくって、平凡な人生がいい。
人間嫌い。面倒。
女の子は好き。

そんな彼に、26年間の人生で心から打ち込みたいと思ったこととか、そんな出会いとかなかったの?
って聞いたら、一度もないって。

自分はクズだから。

そんなことを軽く適当に答え続ける彼。
どこまでが本心か、本当かはわからないけれど、そんな言葉を26歳の男性に紡がせてしまう、今の日本社会の現状を突きつけられた思いでした。

彼は適当な返事をしながらも、どこか去るのが名残惜しげな様子で。

話を切り上げて帰る道すがら、
最近よく聞くロボットやAIの進化の話を思い出しました。
私が経営者だったら、彼よりも間違いなくロボットやAIを選ぶなって。

そっちの方が有能で、気が利いて、煩わされなくて、思った通りの反応をしてくれて。
毎日ストレスが多く、忙しない現代人が、生身の人間よりもロボットやAIを選択していく現実がまざまざと見えるようでした。

人間そのものが進化しないとダメな時代にきている。
でないと人間はロボットやAIに負けますね。
もうすでに負けているのかもしれません。

人間はそんなものではないって、
心の奥底にある強い尊厳のニーズを、早く目覚めさせていきたい。
心からそんな思いが湧いてきた出会いでした。





写真は博多駅で行われてた灯明ウォッチングです。
ウルトラの母が描かれていました。
なぜウルトラの母だったんだろー。
終わりの時には、スタッフの人たちが、灯明を一個ずつ吹き消していたのが心温まる思いと面白さで楽しかったです。
灯明のあかりって心和みますね。

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