子供たちが乗る汽車を走らせていました。
楽しそうだなあ、乗ってみたいなーと思いながら見ていました。
さすがに乗る勇気はないんですけど(笑)
日本はキリスト教でもないけど、楽しいお祭りごとは何でも取り入れてしまう。
背景を深く観ないとも言えるし、
何でも融合する和の精神とも言えます。
観術創始者のNohさんは、
結婚する時は教会、お葬式は仏教、というのは日本だけだと、
日本の特異さをわかりやすく表現していました。
さて、そのNohさんの講演会が12月3日に博多で開かれました。
久々の福岡での講演会。
来場者は100人になり、会場いっぱいでした。
テーマは
”戦後70年以降の世界に対する日本の使命”
こんなことを外国人が語るのだからすごいですよね。
街の人たちは、このテーマについてどんなことを思うのだろうと、
天神のあたりで道行く人たちに聞いてみました。
97%は
”考えたことがない”
という返答。
まあ、そうですよね~。
自分事に感じられないし、
考える機会や話す機会もないからと。
それもそうですよね~。
そんな状況自体がものすごく危機だし、
考える機会がないことを変革することが日本が一番取り組むべきことかなと、
今日出会った人たちと話していて感じました。
そんな中で、ある女子大生が、
”学業の変化”
との返答。
彼女は海外へ短期留学に行ってきて、かなり考えが変わったそう。
世界各国がグローバル化していく中で、
日本は留学生も少なく、グローバル化や世界への意識も弱い人が多いと。
そんな学生たちを変えていくためにも学業を変える必要があるのではないかとの意見でした。
賢いな~。
確かに、現代は物やお金が行き交い、SNSなどのオンラインでも簡単に世界と繋がれる、
ネットでいくらでも世界の情報を手に入れられる。
個人がグローバルに生きていくツールは十分すぎるほどに揃っているのに、
人の心や意識はむしろ内へ内へと入り込んで、グローバル化からは遠ざかっています。
膨大な情報量を処理しきれず、相対比較は激しくなって自分に自信ももてず。
正しい正しくないの判断に囚われ、自分にも相手にもジャッジが終わらない。
シャープな意見をしてくれた女子大生のように、
意識高くバイタリティのある子はどんどん伸びていく。
けれどそんな人はほんの一部です。
経済格差だけでなく、これからは知識格差がすさまじい勢いで起きていきます。
多くの人が、安心できる居場所がどんどんなくなって、
個人が幸せ、平和に生きることが最も難しい時代に突入しようとしています。
Nohさんは、
”経験や知識・情報が増えれば増えるほど、
理論や理念が蓄積すればするほど、
なぜ人は愛に、平和に、幸せにならないのでしょう”
そう投げかけました。
確かに。。。
まさしく人間が今までやってきた結果です。
そして、
”人間は人を倒したり殺したりする道具、兵器の開発はしてきたけれど、
愛の道具、平和の道具は開発して来ていない”
こうも言っていました。
これまた確かに。。。
当たり前のことのようで、盲点だなと。
人間の外を開発し、もっと遠くへ、もっと自由にとグローバル化へ走ってきた今、
人間の生き方が今までになく不自由に、狭くなっていることに、
みんなで取り組んでいかないとダメなのではないかと思います。
一部の政治家とか、
一部の知識人とか、企業家だけでなく、
一人ひとりが向き合って、立ち上がっていくボトムアップの時代。
日本が一番厳しいからこそ、日本から始めていく必要がある、そう感じます。
12月3日のNohさんの講演会 盛り上がりました♪ |
警固公園のイルミネーション。 腕前がかなりイマイチ。。。 |
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