今年度、文科省、経産省、総務省の3省が合同で、
人工知能の研究開発に100億円を投資しています。
先日4/25には、研究開発からさらに産業化へむけて、合同シンポジウムが開かれました。
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人工知能の研究開発で文科省・経産省・総務省が合同シンポジウムを開催 -政府、産業界、人工知能研究者は同床異夢か?
100億円ってすごいなー。
日本の政府も動き出したか、と思ったのですが。
ふと、Googleの動きを見ると、それどころじゃないですね。
言うまでもなく、いち早く人工知能に注目しており、ばんばん関連会社を買収しています。
H13にはディープラーニング開発のDNNリサーチ社。
H14には英ディープマインド社をfacebookに競り勝ち。推定730億円。
さらに、自然言語理解の分野のダーク・ブルー・ラブス社、
視覚認識の分野でビジョンファクトリー社。
まだまだありますね。
当然、億単位のお金がバンバン動いています。
IBMやfacebook、Appleもすごいですよね。
日本政府の100億円がかわいらしく見えてきた。。。
そんな遅れをとっている日本ではありますが、
Googleにしろ日本にしろ、着目しているのは、単なる技術開発ではなく、産業化という点です。
ポストIT社会の産業をどうつくっていくのか。
それは人工知能なしには語れない。
けれど、
雇用問題、
格差問題、
アイデンティティクライシス、
色んなジレンマがあります。
ここにどう向き合うのか、どこの国も企業も模索中です。
”今の時代は、
人工知能(AI) vs 人間の集団知性(GI)だ”
と、Nohさんは言っています。
人間の集団知性をグレードアップできるかどうか、
これが産業化のキーワードでもあります。
今年は全国をリレー講演しながら、ポストIT社会の産業について発信していきます。
スタートは5月29日の大阪からです。
ぜひお越しください。
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2016年5月29日 開催!「日本の可能性が爆発する! ~常識を打ち破るIT以降の新産業~」紹介映像
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