2017年1月17日火曜日

教育観光ツアー〜宗像大社編〜

宗像大社に行ってきました。

名前は聞いたことがあったけれど、訪れたのは今回が初めて〜。

Japan Mission Projectでは、地域の特色を生かした教育観光ツアーの開発もしていて、
いつもイベントの前日に、開催地域のツアーを行っています。
今回は、2/26の福岡Japan Mission Project本番へ向けて、特別にプレツアーを実施しました。

このツアーで私の中で大きくイメージが変わったことは、
九州の本質が、待ちの姿勢ではなく、攻めの姿勢だったこと。
そして日本人は、船とともに生きてきた民族だったということです。

キーワードは、「海路」

海路と聞くと、大航海時代をイメージしがちですが、ここで言っているのは実は古代。

まだ日本ができる前の古代では、九州の人たちは自ら海を越えて大陸へ行き、
色んな技術、知識を得て、新らしい文化や伝統を生み出していました。
考えてみればそれも普通で、九州から見れば、アジア大陸は近いですよね。

福岡ー釜山間は100キロ。
これは福岡ー広島間くらいにあたります。

法律もなく、パスポートもない古代。
九州から出会いに行くなら、大陸側へ行って全然おかしくないわけです。

それでも、今みたいに鉄製のエンジン付きの船ではないし、天気予報があるわけではない。
でも、今以上に外の世界へ出会いに行くことに対して積極的な時代でした。

日本人の奥深くには、古代からの攻めの姿勢が秘められているのですね。

そして古代では、ものすごく船が活用されていたのです。
今の日本の地形から見ていたらわからないけれど、
ここらへんの詳細は本番のツアーの時のお楽しみで。

海、川、そして陸でさえも船を活用していた日本人。
船は1人では漕げません。
みんなが心ひとつとなって船ひとつを動かせる。
日本人のチームプレイの精神はこうして培われてきたのですね。

にしてもいくら攻めの姿勢といっても、よく海路図もなしで海に出たなと、
現代人からは想像しづらいです。
海って、陸とは違って路が見えにくい。
でもよーくよく波の動きや風の向きなどを見たら、見えるのですね、「路」が。

見えるはずがないところに「路」見出し、新しい出会いを生み出してきた。
そんな集中力、繊細さ、シャープさ、機動力があったが日本人です。

現代は、情報過剰、雇用喪失、終わりなき紛争・戦争、うつ・自殺の増加など、
生きる「路」が見えない時代です。
特に日本は一番「路」が見えない国ではないでしょうか。
だからこそ日本から力強く新しい「路」を見出して突破していきたいのです。

もっと色々語りたいところですが、今日はこのへんで。
教育観光ツアーの開発者であり、今は韓国支社を担当している観術講師の折笠さん。
彼の話はやっぱり面白かったです〜。
折笠さんのトークだけでも、このツアーにはかなりの価値があるかと(笑)

本番の2/25、そして2/26のJapan Mission Projectでは、
多くの方と新しい「路」を切り開く時を共有できることを楽しみにしています。


Japan Mission Projectホームページ→http://project.japanmission.jp/event/




0 件のコメント:

コメントを投稿