心地よい陽気に誘われて、ちょっと足をのばしてきました。
呉服町あたりにはお寺がたくさんあります。
ふと、通りかかった聖福寺というところに立ち寄ってみました。
門をくぐった瞬間、時間の流れが違うかのような空気感。
砂利道を歩きながら、
姿は見えないけど、時を超えて同じ道を歩いた人たちがいたのかと思いをはせると、
何十年、何百年という時間を超えて、同じ時を共有している心になります。
砂利道沿いに立ち並ぶ木々の中、一凛だけ鮮やかに咲いているぼたんがいました。
赤と白が目に鮮やか。
何本もの木がある中で、たった一凛だけ見事に咲いている。
その姿はまるで
この一凛を咲かせるためだけに、他の全てがチームプレイをしているかのよう。
観術創始者Noh Jesuは、
”日本人はチームプレイが好きで好きで仕方ないんだよ”
よくそう言います。
第二次世界大戦では天皇を立てて、全国民が天皇一人を守るために一致団結しました。
東日本大震災の時も、テロ1件起こさずお互いに助け合って乗り越えてきた。
けれど今、西洋の資本主義、個人主義が入って、
個人へのプレッシャーがひどく、関係性を築きたくても築けない状態。
ぼたんを見ながら、これが本当の日本の姿かなと思いました。
ぼたん、葉っぱ、枝、幹
それぞれが最大限に自分の役割を果たしている。
ぼたん、葉っぱ、枝、幹
どの役割も楽しそう。
どれでも自由自在になれるのが一番いいなと思いました。
でも、2016年、2017年は日本から認識革命が起きて、大きく時代が変わっていく時です。
ぼたん、葉っぱ、枝、幹
何でもなれるとした上で、このタイミングに、自分ならばどんな役割を選択したいだろう。
全部を支え、生かす土になりたいですね。
向かうべき方向性の道しるべである太陽へと、
全体を押し上げる土になりたい。
ぼたん一凛
面白い出会いでした。
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