刻一刻と移り変わる暁の空を見上げると
あなたを思い出す
一瞬たりとも止まらない
何でもなれる
何にもなれない
暁の空
決めつけることができない大自由のあなた
輝きを増していくあなたそのもの
昼と夜しか知らない西の人々は
その美しさに
驚愕の目をあげる
東の果てに佇むあなたは
昼の光の強さに
夜の帳の深さに
自らの儚さを痛感する
悔しさを噛みしめ、
なお歩み続けるあなたは気づかない
周りの花草が敬意をもって頭を垂れていることを
東西全てを包み込む大和の心
たった一点を貫く不動志
何者も敵わない
宇宙が
歴史文明が
あなたの足元に結集し、道を差し出す
時代精神が
あなたの一歩に歓喜の曲を奏でる
さあ、行こう
時を知らせる歌を歌おう
全てが、変わる
今
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