2016年1月2日土曜日

杉原千畝から観る日本の勝負

お正月二日目。

妊娠9か月目の姉が里帰りしてきました。
来月には出産予定。
また姪っ子か甥っ子が増えるのは楽しみです。
それにしても私もお正月の食べ過ぎで妊娠4か月くらいのお腹をしている気がする。。。

それはそうと、せっかくのお正月。
年末から観たかった映画を観てきました。

杉原千畝の”命のビザ”

もう、感動です。。。

一言でいうなれば、これこそが日本人の勝負!

杉原千畝は優秀な外交官でした。
印象的な彼のセリフ、

”俺は世界を変えたい”

当時、日本は朝鮮併合、満州国建設していました。
アジアで唯一自らの力で近代化し、戦争することなく朝鮮を併合した日本。
その目的は朝鮮をとることではなかった。

日本人の目はその先を観ていました。

中国、ロシアを超えて、
世界を。

観術創始者のNohさんもよく語るのですが、日本の勝負はでっかいんだと。

歴史的に見ても百済との関係性もあり、お隣の朝鮮を日本は敵と見てないんですね。
日本はその先を行こうとしてきました。

かつて、豊臣秀吉と加藤清正の時代、朝鮮に道だけ借りて、中国に攻め入ろうとしました。

また、明治天皇と伊藤博文は、戦うことなく朝鮮を併合し、満州国までつくり、中国、ロシアをとってさらに世界を目指していました。

杉原千畝の勝負もこれらの日本の勝負のように、世界へ向かっていたのです。

他にも印象的だったのが、
親子愛や夫婦愛が重要な局面の突破口となったことです。

今回の映画は国家民族、宗教の境界線による紛争、戦争にまつわる話ですが、
その境界線を越えるきっかけとなったのが、人間共通の親子愛や夫婦愛でした。

そこには一人ひとりの想い、エピソードがあって、国家民族、宗教関係なく心を打ちました。

こうした境界線も、人間共通という点で越えていけるという希望のメッセージにもなったと思います。

他にも、外交官というポジションと、現地の日本人とのギャップとか、
共産主義と自由主義にいかに世界が翻弄されていたのかとか、
迫害、亡命以上に、今一歩も心身ともに動けなくなっている日本人の悲惨さとか、
語りたいことはたくさんですが、
ひとまずここではこのくらいにしておこうと思います。

観た方はぜひ感想を語り合いたいですね!

とりあえず一番言いたかったことは、

日本の勝負はでっかいんだー!

っていうことです。

年明けにいい映画を観ました。
2016年の勝負にぴったりな映画でした。

みなさんもぜひ観てください〜。




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