2016年1月30日土曜日

おからチョコから観えた和心

この前おからを買ったけど、使い損ね。
大量に余らせてしまいました。

どうしよーと思い、おからチョコを作ろうと思い立ちました。
深夜12時にスタート。
久々のお菓子作りにウキウキ。
体力と反比例してテンションはあがってきます。

まずはチョコを湯煎で溶かします。
チョコを混ぜながら、
温度などに気を付けてキレイに溶けたら滑らかで最高においしいチョコになるんだろうなと。

最適な温度、
最適な混ぜ方、
そうやって細やかにチョコの塊を溶かしていくと、チョコの濃度・密度が最適な均一状態になる。
これを作れるかがキーです!

ムラなく、完全に濃度・密度が均一化された最適状態。

これはおからやバターなどを混ぜる準備完了、出会い準備完了の状態です。

同じようにおからやバターも濃度・密度を均一化させる。
その状態でチョコに混ぜると、完全に融合され、
チョコでもないおからでもない新しい生地へと仕上がっていく。

塊があったり、温度調節に失敗して変性したりすると、
キレイに混ざらなくて、全然おいしくならないんですよね。

この均一化状態って何にでも言えるなあと思います。

例えば、チームプレイも、メンバーの心が目標やビジョンに向かって均一化されていないと、
バラバラになってしまいます。

考えや感情も、一貫性なく、方向性もバラバラで均一化されていないと、
自分自身もわけがわからなくなるし、人との付き合いもうまくいきません。

濃度・密度が均一化された状態、
だからこそ違いが生まれ、活かされていく。

和心がまさしくこれだと観術創始者のNoh Jesuは言っています。

全てが繋がり、フラットに均一化されながらも、
あらゆる違いが調和を保ち、活かしあっている。

西洋の何でも白黒はっきり分離する世界とは対照的です。
この和心が、全てを融合させ、新しい時代をつくっていく。

そんなことを思いめぐらせながら、チョコとおからを混ぜていました。

ちなみに当然、お菓子の知識・技術の乏しい私は、
適当な温度で、適当にチョコを溶かし、
無理やりおからと混ぜ混ぜしていました。

これって、チョコもおからも可能性を殺してるよな~と思いながら。
少しチョコとおからに申し訳ない気持ちになったけれど、
ごめんっと心の中で呟いて、強行突破しました。

おいしく仕上がるかな。


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